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季語は生きている
―季題・季語の研究と戦略―

季語は生きている ―季題・季語の研究と戦略―

筑紫 磐井 著

文庫本 200頁 本体価格:1,000円(税別)
季語は生きている 表紙 
第1部の「季語と歳時記の誕生」では、現在俳人が普通に使用している「季題」・「季語」という言葉が明治のいつから生まれたのか、また明治5年に旧暦から太陽暦に改められたが、それを受けて大きく変化した太陽暦歳時記の誕生を探究する。季語から見た近代俳句史が浮かび上がってくるだろう。 第2部の「生きている季題・季語」では、古代から江戸時代までの素朴な季題・季語の受容の歴史と、それらを踏まえて生まれた明治以降の季語の戦略的な考察を述べている。現代の俳人である我々がなぜ季語を使わねばならないのか、俳人の2つの基本的なスタンスの違いにより、対照的な現代俳句が生まれてくることを明らかにする。 第3部の「二十四節気論争」はまさに現在史である。平成23年に日本気象協会が在来の二十四節気を自分たちで見直したいと提案し、気象協会と俳人の間で論争が開始された。結果的には気象協会の「二十四節気の見直し」は撤回され、代わりに新たな季節のことばが提案されるという結末になっている。この論争に直接関係した筆者の証言は貴重である。

目次
  • 第1部 季語と歳時記の誕生
    • T.季題・季語の発生
    • U.太陽暦歳時記の誕生
  • 第2部 生きている季題・季語
    • 第1章 歳時記・季題・季語―その原理
      • 一.歳時記の枠組み
      • 二.歳時記の歴史
      • 三.季題と季語
      • 四.季節規範の形成
    • 第2章 季題・季語戦略―その論理
      • T.近代の季題・季語の研究と戦略
        • 一.はじめに
        • 二.季題の発生
        • 三.季題の変遷
        • 四.おわりに
      • U.現代の季題・季語戦略
        • 一.季語を支えるもの
        • 二.現代主要季語論
        • 三.題詠文学論と現代文学論
        • 四.題詠文学の本質―季題と句会
  • 第3部 二十四節気論争―日本気象協会と俳人の論争―
    • 一.二十四節気とは何か
    • 二.「二十四節気アンケート」回答まとめ
    • 三.「二十四節気アンケート」の〈意見〉の分析
    • 四.参考資料
    • 五.まとめ
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