皆で考える原子力発電のリスクと安全
−原子力発電所が二度と過酷事故を起こさないために−
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皆で考える原子力発電のリスクと安全
−原子力発電所が二度と過酷事故を起こさないために−
原子力発電所過酷事故防止検討会編集委員会 著
文庫本 177頁 本体価格:1,000円(税別)
目次
発刊にあたって
まえがき
要旨
はじめに
1.安全と安心
2.原子力のリスク
2・1 「原子力のリスク」とはなにか
2・2 原子力利用の安全目標
2・2・1 わが国の原子力規制の安全目標
2・2・2 運用における安全の考え方
2・2・3 学術界における安全の考え方
2・2・4 社会が決める安全目標と規制機関、事業者の役割
2・3 安全目標に対応する性能目標を定める技術的方法
2・4 深層防護の考え方と原子力安全の確保
3.リスク論
3・1 リスク論とリスク認識
3・2 確率論的リスク評価(PRA)とは
3・3 決定論的手法と確率論的手法の相違
3・4 原子力発電におけるリスク評価の利点と課題
4.ハザードへの対応
4・1 ハザードとはなにか
4・1・1 ハザードの分類
4・1・2 地震動ハザード
4・1・3 断層変位ハザード
4・2 機能喪失の耐性評価−フラジリティ評価と事故シーケンス評価の考え方
4・3 原子力発電所における事故から原子力災害への進展と対応
5.リスクを扱う法制度
5・1 法律へのリスク導入の課題
5・2 原子力の規制法での安全の議論
5・2・1 法の基本的構造
5・2・2 安全規制における国と民間の責任分担
5・2・3 透明性の確保
5・2・4 規制システムの態様
6.許容される社会リスク
6・1 社会でのリスク理解とリスク回避
6・2 社会リスクの課題
6・3 リスクの理解とリスク回避
6・4 社会での安全の理解と原子力に期待する安全の在り方
7.提言
用語説明等
参考資料
1.リスク評価における不確かさの扱いについて
2.断層のずれの特徴
3.レジリエンスの基本概念
4.レジリエンスの視点での社会のリスク回避
コラム
自然災害のリスクと原子力発電のリスク
科学的リスク
社会リスク
1Bq、100TBq、福島第一事故では
ベクレルとシーベルト、放射線被ばく
東京電力福島第一原子力発電所の事故の概要
米国におけるBWR−4プラントの事故評価例 (NUREG-1150より)
原子力災害対策指針への福島第一事故の教訓の反映
文化の柔軟性とレジリエンス(Resilience)の基本概念
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